Profile
高田冬彦
Fuyuhiko Takata
1987年広島県生まれ。現在は千葉県を拠点に活動中。2017年に東京藝術大学大学院美術研究科博士後期過程を修了。高田は、神話、おとぎ話、性、ジェンダー、ナルシシズム、トラウマなど、多様なテーマやイメージを扱ったポップでユーモアあふれる映像作品を制作している。その多くは作家の自宅アパートで撮影されており、手作り感あふれる演出と時折登場するエロティックな表現が特徴で、一見すると荒唐無稽なストーリーは、人間社会に対する様々な問題提起をはらんでいる。
近年の主な個展に『LOVE PHANTOM 2』(WAITINGROOM/2021),『MAMスクリーン011:高田冬彦』(森美術館/2019)。