Site

ミクロスペース

Microspace
  • Intension
    小さなスケールで捉えた世界、微生物や分子、原子が存在する場所
  • Extension
    顕微鏡で見た世界、素粒子の世界

マイクロは、ギリシャ語で「小さい」という意味の μικρός (mikros) に由来する。1874年英国科学振興協会 (BA) がCGS単位系の電磁気の単位の標準化を行う際に、その一部としてメガとともに新たに導入された。CGS単位系で電磁気の単位を組み立てると、その示す値が非常に大きくまたは小さくなるため、それまであった接頭辞だけでは足りず、新たな接頭辞を導入する必要があった。1960年の第11回国際度量衡総会 (CGPM) でSIが制定される際、正式に承認された。

Example

スギ花粉

Site:日本列島各地
Generator:スギ特異的IgE抗体、風、地球温暖化
Season:3~5月頃

空気中に充満。風に運ばれるほか、人体や衣服、事物などに付着して絶え間なく移動。一年のうちの特定の季節に日本列島を覆い尽くす。アレルギー反応を引き出し、人々のQOLを著しく低下させる。

『自然の芸術形態』
Art Forms of Nature

Site:絵|ミクロスペース
Generator:エルンスト・ヘッケル
Date:1904

エルンスト・ヘッケルは「個体発生は系統発生を反復する」という進化論を提唱し、自然物の形を研究した。彼はガラス質の骨格を持つ放散虫の非常に微細な形態を顕微鏡で観察し、詳細な生物画を残している。