-
Maker関東造盆地運動
-
Date約200万年
年前以降 -
Medium隆起した地面
国土地理院のサイトからインクジェットでコピーされた古い航空写真を見ると、長房町が広大な関東平野(盆地)と関東山地のちょうど境界に位置する舟田丘陵の上にあることがわかる。住宅地に残された小高い森は、都市化された地表の奥深くで岩盤が運動していることを顕在化させている。今も沈下し続ける関東平野と、隆起し続ける関東山地の高低差が地層に埋葬された連綿たる時間の比喩となって、町のいたるところに露出している。