《中央自動車道のフェンス》

八王子市中野上町でのジェネラル・ミュージアム⓭:八王子市中野上町5丁目26-9

金網フェンスと防音フェンスと防草シートが張られた中央自動車道の法面は、街からも高速道路からも地面からも隔離された「空っぽ」の「空間」となっている。東西へと見渡す限りに伸びるそうした空間は地球の自転を示すモニュメントとなっている。
街から隔離されることで、高速道路では時速100kmでの安全移動が可能だ。自動車から発せられる音は、さらにその12倍の速度、時速1225kmで周囲に伝わる。そしてこの大地も、地球の自転により東に向かって時速1374kmで移動している。大地が動いているとすればその運動を可能にする動いてない「空間」が存在するはずだ。その「空間」は8時間後にはクリミア半島に、12時間後には地球の裏側に到着するだろう。