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ここ

Here
  • Intension
    主体のいる場所、現在話題にしている場所
  • Extension
    家、山、公園、道路など

ここ(此処、此所、是、爰、茲)は近称の指示代名詞(指示語)。話し手に近い事柄の内、特に場所を指す語。
事物・場所方角などを、その名を言わないで直接に指し示す指示代名詞(指示語)の一つ。話し手の領域(近称)、聞き手の領域(中称)、そのどちらにも属さない領域(遠称)、不特定の領域(不定称)による「こ・そ・あ・ど」の体系の指示代名詞における「近称」(これ、ここ、こっち、こちら、この、こう)の内の場所を指し示す語。

Practices

こちらです
Here You Are
Site:

道に迷っている (とりわけ「知らないところにきた」感が覆ってくる序盤の) 最中

Generator/Organizer:

あなた|高嶋晋一

Date:

いつまでも

どのような場所であれ、ある特定のどこかに辿り着くためには、あなたはまず何よりもあなた自身に対してここを指定しなければなりません。
道に迷ったら「ここはどこなのか?」ではなく「どこがここなのか?」と問うべきです。すなわち、何がここをここたらしめているのかを問うべきです…

ここへいけ
Go Here
Site:

移動中

Generator/Organizer:

あなた|高嶋晋一

Date:

いつでも

あなたのいるここから、そこがみえます。
何だかそこは素晴らしいところにみえる。だからあなたはそこにいきたくなりました。ここからみえるということは、そことここはつながっていて、わたしがいくことのできる場所であるにちがいない。
「そこにいきたいな。よし、いってみよう」。そうしてあなたは歩き出します。到着。
だがしかし、ここからそこにいってみると、そこはなぜかここになっていて、もはやそこではなくなってしまっている。どうみても、いきたかったそこと、現にいって現われたこことは別ものです。

わたしがここにいてほしい
Wish I Am Here
Site:

ぬるま湯を溜めた一人用サイズの浴槽の中など(任意)

Generator/Organizer:

あなた|高嶋晋一

Date:

いつも

地球上にいるかぎり、あなたのからだはどこかや何かや誰かに必ず接しています。
あなたが意識しようとしまいとあなたはつねに触覚を使っています。とりわけ、二脚で垂直に立つ際に自重を支える、足裏の感触。
このつねなる支えの感受、接触点の感受が、ここを「ここ」としてあなたにイメージさせているといっても過言ではありません…

Example

NO W HERE
NO W HERE

Site:ユートピア|ここ
Generator:マーカス・リーツ
Date:1979